ノリコの日記in New York 6


「…あら…?」

月明かりだけが照らす薄暗い廊下で
ホリーとイザークがすれ違った


「…ノリコはさっき眠った…」

ふーん…とホリーがちらっと横目で眺めると
立ち止まったイザークが自分をじっと見ている

「な…なによ…」
「あんたはひとりで戻るんだな」

へ…?

「ひとりで…って…」


くるっとホリーはイザークへ向き直った

「ここはね…あたしが子供の頃から住んでいる家なのよ…
 下宿人の人たちだってみんな気心しれてるし…」
「…」
「どうして部屋までひとりで戻っちゃいけないのよ…」


「いや…」
「ちょっと…待って」

顔をそらしてそのまま立去ろうとしたイザークの腕を
ホリーががっちりとつかんで止めた

「どーいうことか、ちゃんと説明しなさいよ」

腕にしがみついて離そうとしないホリーを見て
やれやれといった風情でイザークは答えた

「ノリコだったら…おれは部屋まで連れて行く…そういうことだ」
「…ったく…あんた、どれだけ過保護なのよ…」
「そういう意味じゃない」
「じゃぁ…どういう意味よ!」


相変わらず…無表情にイザークが答えた

「ノリコはいつも…動けなくなる…」

かああ…っとホリーは赤くなって…
つかんでいた手をぱっと離すとなじるように叫んだ

「すけべ…」
「…」
「変態…色キチガイ!」

眉をつり上げて両手を胸の前で握りしめている

「あんたってば…やっぱり女たらし…」

しーっとイザークが口に人差し指を当てた

「館中の住人を起こしたいのか…」
「…」



ドアを開けて部屋に入ると…情事の痕跡はきれいに消されていた
窓が開け放たれ…
部屋の中には庭に咲いている花の香りが甘くただよっている
ノリコはきちんと寝間着を着ていて
先ほどあんなに怯えていたのが嘘のように無邪気な顔で
すやすやと寝息を立てている

けれど…

ほのかな灯りに照らされて
ノリコの髪は手櫛で梳かれたかのように整ってはいたけれど
汗で湿っている所為でいつもより暗い茶色に見えた


『ノリコはいつも…動けなくなる…』

ふん…そういうことね…

ホリーはベッドに潜り込むと毛布をぐいっと引っぱる


それにしても…あの無表情男…
あーんなことをしれっと言ってさ…

彼らが日本に帰るまで絶対に一度は
彼の慌てふためく姿を見てやるんだから…

決意を新たにホリーは目を閉じたのだった




ニューヨーク4日目
朝…目を覚ましたあたしはゆうべのことを思い出して
恥ずかしさにじたばたしていた



あたしったら…
あああ…あたしったら…


最後に意識を失ってしまったけれど…
その時までのことは…しっかりと覚えている

最初のキスだけでも充分恥ずかしかったくせに…
なぜ、拒まなかったのだろう…

あたしが、もし…いやと言ったら
彼は絶対に無理強いはしなかった…と思う

なのにあたしは…
目と目が合って…呼吸すら止まったあの瞬間…

じ…自分から彼の胸に飛びこんでいったような…
そんな気がする

そして…
あーんなキスされて…

そりゃあ、以前にいろいろあったかもしれないけど
全然覚えていないし…
今のあたしには、彼はまだ会ったばかりの人なんだよ…

なのに…恥ずかしげもなく…あたしったら
あんな声をあげて…
あんなに感じてしまって…

ああ…だって…
理性なんか吹っ飛んでたんだもの

本当は…
彼に抱かれて嬉しかったんだもの



「どうしたの…ノリコ…
 気分が悪いの…?」

猫のように丸くなって毛布をかぶっていたノリコは
ぱっと顔を上げると自分を覗き込んでいるホリーと目が合った

「あ…いえ…ベッドの中があんまり気持ちいいので…
 つまり…起きたくないなぁ…とか」
「…ふーん、ノリコって意外と目覚めが悪いんだ」


何気なくホリーが口にした言葉はノリコの胸をドキっとさせた

目覚め…
天上鬼…

まだ何も思い出せないあたし…
いったいどんな過去がイザークとの間にあるのだろう…



「おはよ…う」

朝食の席で挨拶して隣に座ったのはいいけど…
イザークと視線が合った途端…
ノリコは目をそらしてしまった


どうしよう…
彼の顔がまともに見られない…


イザークが手を伸ばしてノリコの為にお皿を取ろうとするが
ノリコは慌てて先にそれをつかんだ

「いい…自分でする… 」

あっさりと手を引いたイザークは
ノリコの為にお茶を入れようと立ち上がりかけた

「あ…あたし…自分で…きゃぁ」

急いで立ち上がったためバランスを崩して倒れそうになったノリコを
イザークが両手で支えた

まるで初夏の草原にいるかのような…
そんな彼の匂いがふわりとノリコを包む
身体を支えてくれる力強い彼の両手…
鼓動が聞こえそうなほどすぐ後ろにある彼の胸…

その全てがゆうべのことをいやでもノリコに思い出させ
うつむいたままノリコは再びこみ上げてきた羞恥に固まってしまった


「おまえは座っていろ…」

結局イザークがキッチンに行ってお茶をいれてきた
それ以上は言葉も交わさず…視線もあわせないままで…
なんだかぎくしゃくとしてしまう



「じゃあ…」

イザークは仕事へ行くために席を立った



「…ノリコ?」

ホリーが声をかけたことに気づかないほど
ノリコはただぼぉーっと…
イザークが消えた食堂のドアを見つめていた


あたしったら…すっごく態度悪かった…
せっかくいろいろと親切にしてくれようとするのに
拒むような態度で…

せめて…いってらっしゃい…くらい言えば良かった

後悔だけじゃない…
心の奥の方で理由もなく不安な感情こみ上げて
ノリコは急に落ち着かなくなる


いやだ…イザークが行っちゃう…


がたんと椅子を倒す勢いで立ち上がったノリコは
慌ててイザークが消えたドアへと駆け出して行った


廊下の先にある玄関のドアのところに
チャールズと一緒に出て行こうとするイザークの後ろ姿が見えた


ドキン…

また 痛いほど胸が波打つ

彼は仕事に行くっていうだけなのに…
どうしてこんなに切なくなるの…

あ…

ノリコはゆうべのことを思い出した


イザークがまた行ってしまう気がして…

『おれは二度と会わないでつもりで
 おまえを置いて行ったことがある』


きっと…その時もこうして…
あたしは彼の後ろ姿を見送ったのだろうか…



『だめ…行かないで…』


これから仕事へ行く彼に
そんなことを言ってはいけないと思ったので
心の中で叫んだだけだったのに…


『ノリコ…?』

え…

イザークの声が聞こえて…

彼が…
ふり向いた…



「 …先に行ってくれ…」

それだけチャールズに言うとイザークはきびすを返した


「い…今…確かに…イザークの声が…」

呆然と耳を両手で押さえているノリコに向かって歩いてきたイザークは
ドンっとノリコを閉じ込めるように後ろの壁に両手をついた

え…

ノリコが見上げると身を屈めたイザークの顔が間近にあって
胸がドキドキと高鳴る


「今日…帰ったら…全てを話してやる…」


やっと彼は話してくれるんだ

ノリコはそれがとても嬉しいような…
でも聞くのが恐いような…
複雑な気持ちであった


「だが…ノリコ…」

「…うん」

『誰にも言わない…』

心の中で約束してみた…けど
やっぱり彼には伝わったみたい


口の端で笑ったイザークの顔が斜めに傾いて近づいてきたので
ノリコは目を閉じて彼のキスに応えた

ゆうべのそれとは違う…
しっとりと覆い尽くすように唇が重ねられる
ノリコはさきほどの不安な気持ちが消えて
すっと心が穏やかになるのがわかった



「あーっ…」

廊下に出てきたホリーが指を指して叫び
カークが呆れたようにぼやいた

「おい…こら…おまえら…
 人んちの廊下でなにやってんだ…」



「行け…」

唇を離したイザークがノリコの背中に手を当ててホリーの方へ押しやった

「う…うん」

歩きながらノリコはイザークが
自分を見送らせないようにしてくれたのだと気づいた


イザークにはなんでもわかっちゃうんだな
それに…彼はとても…本当に優しい人…


後ろの方で玄関のドアが閉まる音を聞きながら
ノリコは幸せそうに微笑んだ顔をホリーにみせた

「今日はどうしようか…?」





「昨日…少しはイザーク話してくれたの?」

そう訊いてから華はサンドイッチを上品に齧った


お天気が良かったので女の子たちはサンドイッチやお菓子などを作って
近くの公園の芝生に座ってランチを取っている

花壇にはきれいな色とりどりの花が咲いていて
華などは絵のようにきれい…と声を上げていたが…
なぜだかノリコはそれほど感動する気になれなかった

きれいに配置され植えられている花は人工的で…
あまり好きになれない…

脳裏に自然の中で咲き乱れる花の映像が浮かび上がる

以前、見たことあるのかなぁ…
イザークは一緒だったのかしら…
全部教えてくれるって言ってたから…訊いてみようかな


朝…イザークに言われたことが気になって…
ともするとつい上の空になるノリコに華が訊ねたのだった


「ううん…」

ノリコは首を横に振った

彼の国の言葉がしゃべれること…(そういやどこの国か訊くのを忘れた)
彼の国へ行った事があるってこと…
彼に置いて行かれたり引き離されたり…
何度か二度と会えないんじゃないかと思うような目に会ったこと

本当は少しだけ聞いていたけど…


『そのことは…決して人に言うな』


心配してくれる華ちゃんには悪いけど
イザークとの約束は絶対守る…
そう決めたから…

それでも嘘をつくのが苦手なノリコはサンドイッチに噛み付くと
もぐもぐと口を動かしてごまかした



「…でもさ」

ホリーが上目遣いでちらりとノリコを見る

「ゆうべは…もうしっかり恋人同士になってたわね」
「…」


「えー…なになに?」

話の内容を理解できない華が
真っ赤になってうつむきながら口を動かしているノリコと
つっと視線をそらしたホリーをきょろきょろと見比べる


「ノリコってばさ…」

そっぽを向いたままホリーは
華の問いには答えずにノリコに訊ねた


「いっつも… 意識…なくなっちゃうの?」

ノリコの肩がぴくっと跳ねるように動いた…


「…し…知らないもん…」

顔が見えないほど頭を垂れたノリコが声を絞り出す

「き…昨日が初めて…だったし…」
「そうか記憶無いもんね…
 でもイザークがいつもって言ってたわよ…」

いったいイザークってばホリーとどんな会話したの…?


「ちょっと待って…!」

なんとなくだが状況を把握した華が二人を遮った

「典子…」
「…は…はい」

あらたまったように華から名前を呼ばれてノリコは顔を上げた

「ゆうべ…イザークと…?」
「…う…うん」

記憶を失ってしまったノリコのことをひどく心配していた華が
はぁ…っとため息をついて肩を落とした

「イザークったら…何も教えないくせに
 そーいうことはちゃんとするのね…」

思わず口走ってしまってから…華の顔がぽっ…と赤くなった


「やっぱりイザークって手が早いんだわ…うん…」

片手を顎に当てたホリーは一人で納得しながら頷いていたが
突然何かを思いついたらしく…ぐっ…と眉を寄せた

「ノリコはどう考えたってそんな軽い子じゃないもの…
 まさか…イザークが無理矢理…」

「ホリーったら…なに言ってんのぉ…」

イザークのことを悪く言われたらノリコも黙っていられなくなった

「イザークはそんな人じゃないよ…とっても優しいんだから」
「は…?優しい…?」

少々過保護気味なところがあるけれど
それは…彼がノリコを束縛したいようなそんな錯覚を起こさせるだけで
イザークの態度にホリーはあまり『優しさ』を見出せない


「今朝だってさ…壁に無理矢理押し付けられてキスされてたじゃない…」
「…あれは…」
「その後も…『行け』とか追い払われてたでしょ」

迷惑そうに手で払うそぶりをホリーはした

それは…イザークの気遣いなんだけど…
説明することが出来ずに…ノリコはじれったくなる


「あ…でも確か…」

ホリーの様子は少し前の自分を見ているようで…
イザークも損な性格ね…と苦笑いしていた華が
急に思い出したように呟いた

「江利ちゃんたちが言ってたけど…最初の時も…
 典子、イザークと出会ったその日にできちゃったって…」
「ええーーっ、そうなの?」
「あんた…なに自分のことで驚いてんのよ」

ぽかんと口を開けているノリコに
ホリーが呆れたように突っ込んだ


なんだか…信じられない
イザークはホリーが言うような人じゃないし…
あたし…そんな…


口元に握った手を当てて考え込んでいたノリコは
目の前にぐいっとホリーが顔を突き出しているのに気がついた

「な…なに?」

たじろいだノリコは少し後ろに頭を引く

「あたし…彼がどんなふうにノリコ口説いたのか…
 すごく興味があるんだけど…」
「え…」

あの無愛想で無口な男が…

「無理矢理じゃないって言うなら…好きだとか…愛してる…なんて
 当然そーいう言葉があったわけよね」
「…いえ…その…す…好きって…言ったのはあたしの方で…」
「それで…イザークはなんて答えたの…?」

しどろもどろのノリコに畳み掛けてホリーは訊ねる

「べ…別に…」

答える代わりにキスされた…なんて恥ずかしくって言えないよ…

「彼…何も言ってくれないんだ…」


「あ…でも…」

言葉を濁していたノリコが急に叫ぶように言った

「プロポーズしてくれたのよ」
「…?」
「昨日…夕方散歩に行った時にね…」
「…」
「あたし…前にされたの覚えてない…って言ったらね」
「再現してくれたんだ…」

そうそうとノリコは嬉しそうに頷いた

「どーせ、おれと結婚しろとか…命令形で言われ…」
「イザーク…ひざまずいたの…?」
「…は?」

自分を遮った華にホリーは振り返る

「ハナったら、な…何言ってん…」
「ひざまずいたのね…」

最初は訊ねた華が二度目はほぼ断定するように言って
ノリコは驚きを隠せない

「な…なんで知ってるの…」
「…だって、再現したんでしょう」

…ということは…

「前も…?」

あのいつも無表情で感情の欠片もみせないイザークが…
信じられない…とホリーは目を見張る


「うん…大学のパーティーでね…皆の前で…」
「うそっ!」

ノリコはかぁーっと真っ赤になって頬を両手で包む

二人きりの時だって充分に恥ずかしかったのに…
イザークってば…

その光景を思い浮かべただけで顔から火が出そうだった


「それで…勿論典子はOKしたのね」

ノリコの薬指にそのままはまっている指輪に
華はちらりと視線を投げた

「…うん」

「即答したの…?
 もう少し彼のこと理解してからで良かったんじゃない…
 それとも以前婚約してたからって理由で…?」

しばらく呆然としていたホリーが
態勢を立て直したらしく再び質問を繰り出してくる


「あのね…」

それまでの動揺が嘘のように穏やかな調子でノリコは話した

「あたしね…思い出せなくても…なんだかわかるんだ…
 きっと…以前…イザークのこと大好きだったんだって」

「そうね…」

ノリコの言葉を裏付けるように華が相づちを打つ

「彼がそばにいると…すごく安心できるのよ」


幸せそうに…頬を染めているノリコを見て、華は微笑んだ


ベートが感心したようによく口にする…
ノリコのイザークに対する無条件の信頼…

「それは忘れていなかったのね…」
「そ…それ…?」

ノリコは華が何を言っているのか意味がわからずにキョトンと首を傾げた


「ま…いいわよ、そーいうことでさ」

まだ不本意そうな顔でホリーは
ポットから紅茶をカップに注いで配っている

プラスティックのカップを両手で包むように受け取りながら
朝食の時イザークがいれてくれたお茶をノリコは思いかえしていた



「飲め…」

素っ気ない言葉と一緒に渡されたカップは熱くて…
恥ずかしいのか嬉しいのか…よくわからないままそっと口をつけた

美味しかった…
彼の優しさがしみいるように身体が暖かくなった

なのに、ありがとうすら言えなかったあたし…


ああ…また落ち込んできた


『イザーク…』

心の中で彼に呼びかけてみる…

今…彼がいなくなったら
過去を思い出せないあたしに愛想を尽かせて行ってしまったら
あたしはきっと絶えられない…

こんなにもあたしは…
彼のことが好きになっている

泣き出したいような…
不安な気持ちがまたノリコを襲ってくる

記憶をなくしたことなど… もう…どうでも良かった

イザークさえいてくれれば…それでいい

イザーク…お願い…ずっと傍にいて…



『ノリコ…』

え…

イザークの声が聞こえてノリコは空を見上げた


『なにを心配している…
 一生…離さないと言っただろ』

彼には聞こえるんだ…あたしの思いが…


『イザーク…会いたいよ…』

だから心の限りに叫んでみた

『おれもだ…ノリコ…』
『イザーク…』


どうしてあたしはイザークと離れていても会話が交わせるの…

彼がなかなか話し出せないあたしたちの過去には
本当に…人には決して言ってはいけない秘密があるんだろう…

それが…どんなものであろうと
あたしはそれを受け入れるよ…

だって…あたしは…

『イザークが好き…』

そう呟いたら…
彼がまた微笑んでくれた…


そういう気がする…というのではない

今あたしは…不思議な感覚に包まれている
はっきりと彼の存在を…
微笑んで佇んでる彼の存在を…
感じとっている





「…イザーク」
「ん…」

会議室の入り口付近の壁に
いつものように腕を組んでもたれ掛かっていたイザークが
ベートから声をかけられてちらりと彼を見た

「なんだか…今…微笑ってたな…」

昨日はあんなに不機嫌で…
たまたまやってきた(?)襲撃者を八つ当たりでぼこぼこにしたくせに…

ベートを無視してプイ…と横を向いたイザークだったが…
それこそ近頃…ベートが驚く大原因の…

「…だから…なんだ」

きちんと返事がかえってくる


「ノリコ…思い出したの…?」
「いや」

即答だった

「じゃあ…なんで…」
「ベート…」

ベートの言葉を遮ったイザークが顔をそらしたままで言った

「ノリコの記憶がたとえ戻らなかったとしても…
 それはそれでいいとおれは思っている…」
「…だが…それでは…君たちの過去が無かったことになってしまうよ…」
「おれたちの過去は決してノリコにとって楽しいものだけではない」
「…そうなのか」


今朝…ひどく切なげにおれを見ていたノリコの顔を思い出した
忘れたはずの過去が彼女をいまだ苦しめている

今日…彼女に何を語ればいいのか…
辛かったことは言わない方がいいのだろうか…

いや…約束した通り…やはり全てを話そう…
そして…おれは…



「…おれは…彼女と一からやり直すつもりだ 」


『イザークが好き』

その言葉だけで充分だった


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by 彼方から 幸せ通信